アパレルOEM営業という職種について

2017/10/25大阪

アパレルOEM営業という職種について

経済の流れに左右されやすいファッション業界ですが、その中でも特に増加傾向にあるのが、OEM営業の求人です。

OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略で、直訳すると「相手先ブランドによる製造」のことをさします。販売力はあるものの生産能力が不足している会社と、生産力はあるものの販売力に欠ける会社間で相互補完的に行われる取引のことです。
近年、アパレル企業が企画やデザイン業務を外部の発注する流れが進み、クオリティーが高く、なおかつ企画提案力に優れている生産会社が重宝されています。
そこで要となるのが「OEM営業」という仕事です。
OEM、ODM営業に求められるスキルは、「即戦力」です。
マーケティングを正確に理解し、オリジナルの提案ができることが大切です。展示会企画運営を行うこともありますので、自ら積極的に動くフットワークの軽さ、アパレルの知識を柔軟に持ち合わせていることが必須となります。
中でも、納期や生産背景、コストなども重要になり、生産管理を行ったことがある人が優遇されるようです。ただし、求められる知識やスキルはその企業によって異なります。
転職回数が条件として絞られていることもありますが、スキルが伴えば不問、というところもあります。まずはどういった仕事をしたいのかを考え、自身の強みとマッチした企業を選んでいくことが大切でしょう。

<OEM営業の転職動向>
多くのブランドが企画を外部委託している現在、OEM営業の求人は増加の一方です。
転職の際には、ブランドへの提案や工場との折衝などを通して培われた人脈を活用される方も多いと思われます。
このような人脈、すなわち取引先や工場などとのつながりを持つOEM営業のポジションですので、企業としては自社で長く活躍してほしいという意向が、他の職種よりも強いようです。その裏付けとなるのが昇給額で、平均年収を25~29歳と35~39歳で比較したところ、今回調査した職種のなかで最も昇給していた職種がOEM営業でした。
このように給与面では比較的待遇の良いOEM営業ですが、同時に求められるスキルも確実に上がっています。
企画から請け負える提案力、仕様書や商材の構造などに関する知識、海外工場との調整のための海外生産経験や語学力、MDに近しい経験・スキルなど、幅広い能力が要求されます。
★OEM営業の平均年収★(参考)
・25~29歳 384万
・30~34歳 401万
・35~39歳 571万