2015/09/18広報
『アサーションスキル』について
皆さま、こんにちは。今回は、広報が担当させていただきます。
皆さまは、対人関係において自分の言いたいことを相手に伝えても、なかなか自分の意図が伝わっていなかったり、言葉が足りず、相手に不快な思いをさせてしまったり・・・という経験はありませんか?
私はあります
自分の言いたいことを「相手を怒らせずに」伝えることができたら、ストレスが軽減できますよね。
今回は、そのような自己主張のスキル「アサーション」をご紹介します。
「アサーション」は、自分と相手の両方に敬意を払い、相手の立場や権利を尊重しながら、自分の欲求、感情、意見、権利など、言いたいことを率直に表現することを言います。
「アサーション」というコミュニケーションは、
●自分の思考や感情や意見を素直に出す
●感情に流されず、冷静な自己表現をする
●他者や状況への配慮に基づいた柔軟な対応をする
●自分の行動に対する主体的な決定をしていく
この4つが必要と言われています。
実際にアサーションを成功させるためには、具体的に有効なスキルの一部をご紹介します。
(1) 主張する価値があるのか自問してみる
主張することは相手にとって何らかの脅威を与えるので、主張を実行する前に、主張する価値があるかどうか、主張したら相手が態度や行動を変えてくれる可能性があるかどうか、自問してみます。
(2) タイミングに注意を払う
相手の置かれている状況を考慮し時期を待ち、自分の感情をコントロールできるまで待ちます。
(3) 肯定的に言う
同じことでも肯定的に言うのと、否定的に言うのとでは、相手のとらえ方が異なります。
例えば、「○○してはダメです!」と否定的に言うより、「○○してくれたら嬉しいです!」と肯定的に言った方が、相手に不快感を持たせることはないのではないでしょうか。
(4) 具体的に言う
自分の意図は、具体的に言わないと伝わりません。「○○をなんとかしてほしい!」とざっくり言うのではなく、「○○にしたら、もっとよくなると思う!」と具体的なことを含んで伝えると相手に正確に伝わります。
上記の事を意識してみると、自己主張がスムーズに出来るかもしれません
ぜひ、トライしてみてください!