第2回パタンナー実技試験セミナーレポート

2016/04/20東京

第2回パタンナー実技試験セミナーレポート

桜の季節も過ぎ、すっかり暖かくなった途端、なぜか?私は酷い風邪を引いてしまい10日近くもボロボロになっておりました。
これからGWにむけて寝込んだりする事の無いよう、皆さんも体調管理には気を付けて下さいね

さて今回は、4月2日(土)に開催しました『第2回パタンナー実技試験セミナー』についてお伝えします。
今回も沢山の参加希望をいただき、大変ありがとうございました。

先ず各自ご希望のアイテムと使用ボディを選んでいただき、パターン作成~半身トワルを組んでから講師の先生にトワルチェックをしていただくくセミナー全体の流れは同じですが、今回は前回の経験を活かし、トワル完成後、先生からマンツーマンで指導していただく時間が多めにとれるようになりました。

今回のセミナー受講後、既にタイミング良く企業さんの実技試験に臨まれた方から、『仕事ではCAD中心で手引きの感覚が鈍っていた事もあり、先生にも厳しく指導していただいたお陰で、悔いなく無事に実技試験を終える事が出来ました。』という嬉しいご連絡をいただいています。
これからもセミナーを続けて行く上での励みになりました

第1回セミナー開催前、セミナーの受講対象者として予想していたのは、パタンナーとしてまだご経験の少ない方(転職のための実技試験も受けた事の無い方)でした。
最近はどちらの企業さんでもCAD中心のお仕事になるため、『専門学校卒業後は実技試験で初めて手引きパターンを引きました』というような声を聞いていたためです。

ですが実際にセミナーの開催が決まり、参加希望者の方からお話を伺うと、パタンナーとして経験豊富な方でも実務ではCADで作成するパターンが当たり前になってしまい、手引きで行う実技試験には不安を感じていらっしゃるという事でした。
又、試験として時間を限られると焦ってしまい、時間配分も上手く行かないようです。

実技試験前には、ご自宅で練習もされると思いますが、自宅ではどうしても緊張感に欠けてしまい、特に厳しく制限時間を守る事は難しいですよね。

現状、セミナーでパターン作成~半身トワルを組んでいただく時間は4時間に設定しています。
時間的に足りないというご意見もいただいていますが、実際に企業さんで行われる実技試験も短い所では3時間、長い所で5時間位が一般的です。

試験では限られた時間内に完成する事が基本条件になりますので、模擬試験はより厳しい条件でご自身の時間配分の感覚等を掴み、『本番の方が余裕だった』と感じていただけると良いのでは?と考えています。

今後もより実践的で皆さんのご転職の成功に役立つセミナーを目指し、次回は6月4日(土)の開催を予定しています。
ご転職を希望されている方/実技試験に不安を感じていらっしゃる皆さんのご応募をお持ちしております。

P.S.
先週末から熊本県を中心に大規模な地震が続いていて不安です。
5年前の東日本大震災、21年前の阪神大震災も思い出されて、益々辛くなりますが、今はどうか・・・熊本県の方、九州の方のご無事を願うばかりです。