2017年Ｓ＆Ｓトレンドセミナー

皆様こんにちは。

毎日寒さも厳しく巷ではインフルエンザも流行っているとか…。
今年もあとわずか、体調には気を付けたいものです

今回は12月9日に開催された弊社グループ会社の株式会社日本アパレルシステムサイエンス（通称ＪＡＳＳ）の2017年Ｓ＆Ｓトレンドセミナーに参加してまいりましたのでレポートさせていただきます。
ＪＡＳＳはアパレル、商社、企画会社様等に向けたパターン作成、グレーディングやマーキング、仕様書作成、サンプル作成などを行う会社です。

第一部では株式会社プレールの栗山氏がＳＳのコレクションデータをもとに、今年のトレンドカラー、シルエット、テイストを分析し丁寧な解説をしてくださいました。

「同質、低価格」は世界同時におきているが中でも日本は特に強い傾向があり、コレクションの型数も減少しているそうです。
ファストファッションの影響なんですね..。
商品の価格勝負には限界がありますし、ブランドによっては付加価値を付けた差別化が求められる時代とのことです。
レディースの春の立ち上がりのトレンドカラーはピンク、赤系、おさえのカラーはイエロー系だそうです。
晩夏から夏素材の秋色にかわり、パープル系のネイビーがでてくるかも..。

第二部では実際に作成された両身トアルを用いたレディース、メンズそれぞれのシルエットのトレンド説明を経験豊富なＪＡＳＳパタンナーの方よりご説明いただきました。
見た目をすっきり見せつつ、なお動きやすくかっこいいシルエットはパターンのちょっとした工夫があればこそなんですね
受講された方々もトアルを実際着用して腕の上がり具合などチェックされていました。
アパレル業界の皆様とともに、今回のセミナーに参加させていただき、実際の物づくりの現場の大変さを改めて感じました。

物づくりの環境は大変厳しい状況ではありますが、ファッションを愛する皆様のお役に立てるよう、私たちも頑張りたいと思います