データでみるアパレル転職(5)求人数の推移~全体の傾向編~

2020/10/23東京

データでみるアパレル転職(5)求人数の推移~全体の傾向編~

【データでみるアパレル転職】

求人数の推移~全体の傾向編~
ご登録者の皆様から求人状況へのお問い合わせが多くなっています。
東京都の8月の有効求人倍率は1.02でした。コロナ前は2.0を超えていましたので、やはりとても厳しい状態になっています。

緊急事態宣言(東京4/7-5/25)を経て求人数はどう変わったのか、当社の2018年1月~2020年9月までの月別新規求人数を比較し、これまでの流れをお伝えしたいと思います。

【全体の傾向】
求人数は例年、多少の時期は違っても四半期に1回のペースで求人の山をつくり流れていきます。
そして、その山の高さは景気に比例して変わります。
今年1月までは例年通りの流れとなっていましたが、2月に中国で新型コロナ感染が拡大し、中国工場との取引に影響がでるようになってから、流れが大きく変わりました。
日本でも市況を含めて先行きが不透明になったことを受けて、新規求人数が急激に減少しました。
また、2月以前にお預かりした求人の多くが、一旦、見合わせとなり、求人のご案内が難しい状況になりました。

緊急事態宣言中(東京4/7~5/25)は、面接の見合わせや延期が増え、リモート面接も始まりました。
緊急事態宣言終了後は、それまでの反動で求人数が増えましたが、9月になり、やや動きが鈍くなってきています。
今後の状況としては、例年、12月~1月に大きな山がありますが、今年は例年の様な伸びは期待できないかと思われます。
但し、求人は着実にでてきていますので、来年に向けて期待したいと思います。
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次回は、職種別にご案内します。