【アパレル転職Q&A】よくいただく質問へのお答え

2023/06/28東京

【アパレル転職Q&A】よくいただく質問へのお答え


今月も皆さまからよくいただくご質問にQ&Aでお答えします。
今回は、「アパレル(自社ブランド)と商社(OEM/ODM)の求人はどう違う」です。
アパレルと商社では、同じ職種でも求人数や応募条件が違います。
デザイナー・パタンナー・生産管理について、どの様に違うのかをご案内させていただきます。

Q1 求人数の違いは?  
A 2022年の弊社でお預かりした求人数をアパレル(自社ブランド)と商社(OEM/ODM)で比較しました。
デザイナーとパタンナーではアパレルのほうが多くありますが、生産管理は商社のほうが多くなっています。
企画はアパレル企業、生産は商社が担っている状況に沿った求人割合になっています。

2022年 アパレル(自社ブランド)企業と(OEM/ODM)企業の求人数比率

  デザイナー パタンナー 生産管理
アパレル(自社ブランド) 61% 73% 33%
商社(OEM/ODM) 39% 27% 67%
 
Q2 応募条件や選考の違いは?  
A アパレル(自社ブランド)の企画職は、対象ブランドに近いテイスト・価格帯の経験が重視されます。またポジションはチーフからアシスタントまで様々で、ポジションに合わせた経験・スキルが求められます。
一方、商社(OEM/ODM)のデザイナーは、イラレやフォトショップを使用してある程度の質量を一人で完結することを求めるものが殆どになります。

生産管理は、アパレル商社共に経験したアイテム、グレード、背景(国内・海外工場)が重視されます。
アパレルの場合はポジションによって生産計画作成の経験などを求められることもあります。
商社では取引先との交渉力が必要とされ、英語のコミュニケーション経験は高評価になります。

では、経験と違う分野(アパレル⇒商社、商社⇒アパレル)にチャレンジしたい場合は、どうすれば良いのでしょうか。
先ずは、対象ブランドや商品の研究をすることをお勧めします。
デザイナー職はアピールできるテイストに合わせた企画資料・デザイン画を多めに準備しましょう。
パタンナーは実技試験でテイストに合わせたシルエットがだせる様にしましょう。
生産管理は、経験内容が解りやすくまとめられた職務経歴書を準備しましょう。
商社の生産管理の求人は、パタンナーやデザイナーの経験者が経験をいかしながら新しいことにチャレンジできる求人もあります。

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