経済産業省 繊維産業の環境配慮設計ガイドラインについて

2024/05/27東京

経済産業省 繊維産業の環境配慮設計ガイドラインについて


昨年より何度かご案内させていただいている経済産業省による繊維アパレル業界の温暖化防止の為の検討会がいよいよ具体的なガイドラインを作成することになりました。
ものづくりに大きく関係することになりそうです。

経済産業省は3月18日に繊維産業の資源循環施策「環境配慮設計」のガイドライン案を示しました。
以下の11項目は事業者が取り組むべき環境配慮設計項目で、評価基準や評価方法が設定される方針とのことです。

①    環境負荷の少ない原材料の使用
②    GHG(温室効果ガス)排出抑制、省エネルギー
③    安全性への配慮
④    水資源への配慮
⑤    廃棄物の抑制
⑥    包装材の抑制
⑦    繊維くずの発生抑制
⑧    長期使用
⑨    リペア・リユースサービスの活用
⑩    易リサイクル設計・リサイクルしやすさ
⑪    繊維のリサイクル・再生資源の使用

近く正式なガイドラインとして策定され、24年度から26年度までにJIS(日本産業規格)化、27年度から28年度までにISO(国際標準化機構)規格化を目指す方針とのことです。

詳細はこちらをご覧ください
経済産業省 環境配慮設計ガイドライン概要
<参考>環境配慮設計ガイドラインの概要